唐突に「テンション会議」コーナーをはじめてみる

「屋根のない駐車場よりも立体駐車場の方がテンションが上がる」という話をして思い出したけど、最近「○○を××といった方がテンションが上がる」というネタについて時々考えるようになったので、個人的に


「この物事はこのように表現するよりこう言った方が(聞いた時の)テンションが高くなる」
「こういうときに、そっちよりもこっちを選んだ方がテンションが高くなる」

と思うものを、このカテゴリに列挙していきたいと思う。題して、ひとりテンション会議。



今日のお題:「ステーキ」よりも「ビフテキ」と言った方がテンションが高くなる
これはガチ。「ステーキ」とか「サーロインステーキ」とか「ミディアムレア」といったキーワードだけでもテンションは高くなるんだが、「ビフテキ」と聞くとごちそう感や高級感やボリュームが通常の三倍くらいに跳ね上がるような気がする。
だいたい「ビフテキ」という言葉なんて今あんまり使うことのないロートル*1な言葉なので、自分がどうしてそこまで「ビフテキ」に対して特別ともいえる感情を抱いているのかよく分からない。でも多分子供の頃に読んだ本とか漫画とか、もしくは見てたテレビや再放送のアニメとかですり込まれたんじゃないかとは思う。

というわけで、「ステーキ」と「ビフテキ」の個人的な印象(というか、それを聞いた時に思い浮かべる特性)を箇条書きにしてみる。

  • ステーキ
    • アメリカン、もしくはヨーロピア
    • 高級かつ近代化された(いいものであれば店名にシェフの名前のついた)レストランとかで供される
    • 焼き加減にミディアムレアとかウェルダンとかの区別がある
    • 柔らかめ
    • ボリュームよりも質にこだわる
    • コース料理のメインディッシュ
    • コース料理の一部故に、付け合わせはそれなりの量
  • ビフテキ
    • 「洋食」(欧米料理とかとは違う、日本的にアレンジされた「洋食」)
    • ほどよく大衆感覚のある老舗レストランで出される
    • 焼き加減は何となくウェルダンっぽい感じ
    • 多少歯ごたえがある
    • 質もそこそこいいがボリュームも結構凄い
    • ライスとかほかのものとセットになってて、ライスとかと一緒に運ばれてくる
    • 付け合わせのボリュームも凄い

もろちん、上記は飽くまで印象でしかなく、実態とは違う。ステーキつってもピンキリだし、ビクトリアあたりに行くとやっすいステーキはいくらでもあるわけで。
ついでに言っておくと自分は「ビフテキ」に対してものすごく高級なものを期待してるわけではなく、上記の箇条書きで言うと(実態はともかく語感だけで)高級さを感じるのはむしろ「ステーキ」だったりする。高級=テンション高というわけでもない、というのがナニゲにミソだったりする。

つわけで、調子に乗って二例目を書いてみる。

*1:ちなみにロートルは元々は中国語で、「老頭児」と書くらしい