2010年03月05日のツイッター〜ヴィレッジヴァンガード≠本屋説、そしてパト3

  • 10:38  おはーよーございまーす。昨日寝たのが11時頃だったから11時間くらいは寝てたような気がする。それでも疲れがあまり取れない。脚は問題ないが腰が痛い。
  • 10:39  さすがに前日に10Km以上、翌日に25Km以上歩くとこんなんなるよなぁ。
  • 11:47  にしても何故自分のATOKで「きたい」と入力すると「奇胎」がトップ候補に出てくることがあるんだろうか。「機体」ならわかるんだが。


ちなみに「奇胎」でググるとかなり切ないページが引っかかる。

  • 12:32  つかいつまでソニーミュージックのオンラインショップは改装中なんだ。村松健の「スティル・ライフ・ドーナッツ」がいつ出荷になるのか確認したいのに。
  • 12:57  今でも思うんだがヴィレッジヴァンガードを本屋と同一視して本屋として一段下に見てる連中が信用出来ない。ヴィレッジヴァンガードって個人的には雑貨屋にしか見えず、本は雑貨の一部として置いてある、というだけのように思う。でもヴィレッジヴァンガード自信も「遊べる本屋」って名乗ってるしなぁ
  • 13:01  というわけで、個人的にヴィレッジヴァンガードを本屋と思った事は一度たりともない。これは本屋として認めないという意味ではないが、そもそも本屋ではないと思う。雑貨としての本というのも十分アリだし、雑貨の一部としてしか本を扱っていないことを「本屋として一段劣る」とするのは筋違いだろう
  • 13:05  ”雑貨の一部としてしか本を扱っていないことを「本屋として一段劣る」とするのは筋違いだろう"というのはちょっと誤解を招くか。雑貨の一部として「しか」本を「扱っていない」と考えるところに、本を特別視する「上から目線」(←この言葉って大嫌いだ)な考えが見え透いている感じ。
  • 13:11  結論、本はある種の消費財なんだと思う。確かに何百年も残る書物も存在するがそれはたった一部でしかない。今売ってる本だって価値が高けりゃ何十年も手元に置かれるだろうけど、それ以外の漫画雑誌や週刊誌みたく「紙である以上いつかは破損して捨てられる可能性」は等しく存在する訳だ。


なんかこのあたりの話も過去にどっかで書いたような気がする。定期的に(1年に一回くらい)「ヴィレヴァンは本屋としてはどうかと思う」的な記事を見ることがあるんだが、そのたびに「えっ? ヴィレヴァンって雑貨やじゃないの?!」と疑問に思う。本屋だとしても本の種類に偏りがありすぎる。「○○専門書店」的な位置づけとも全然違うだろうし。よくヴィレヴァンの比較対象となる青山ブックセンターにしても、普通に一般書籍を扱ってたりするし*1
何というか、ヴィレヴァンはある意味本のセレクトショップ的な側面もあるかも知れない…というのはちょっと言い過ぎか。変な本なら普通の本屋とかいくよりヴィレヴァン行った方が見つかりやすいような気はする。

  • 14:43  ちなみに昨日買った「ザ・セマンティクス」というバンドのCDは…普通だった。なんか帯にベン・フォールズが絡んでるとか書いてあったけど、自分の琴線には触れなかったなぁ。つか名前が小難しそうな感じなところに惹かれて買っただけなんだが。


ライナーノーツを観たら、メンバーは昔ベン・フォールズが組んでたバンドにいた人らしい。曲調はなんかひねりがなさ過ぎて、俺にはダメでした。


ツイッターには書いてなかったけど、実際このあとパト3を観ながらかき揚げを食す。

  • 17:22  パト2返してきてパト3(WXIII)観てるなう。パト2見てたらこれも久々に観たくなったもんで。


正式なタイトルは「WXIII 機動警察パトレイバー」なので「パト3」という略称はナシなんじゃないかと思ってたんだが、タイトルロゴが「WXIII PATLABOR THE MOVIE 3」になってたので「パト3」と一応呼べることを今回知る。何よりも押井監督も「パトサン」と呼んでたしなぁ(個人的にもWXIIIは若干立ち位置が異なる感じがするので、劇場第一作を「パトワン」、第二作を「パトツー」と呼ぶのに対してWXIIIは「パトサン」と呼んでいる)

  • 17:25  やっぱりパト3ののDVDって画質なんかぼんやりしてるなぁ。なんでだろ。話は好きなんだが。


パト3と「人狼」のDVDは、話は面白いのに画質で損してるような気がする。

  • 17:27  前どっかで書いたような気がするが、パト2が「状況」を描く映画だとすると、とパト3は「情念」を描く映画だと思う。もちろんどっちも好きなんだが、印象深いのは意外にもパト3だったりする。北原先生的には「後藤さんの出番が少ないのでパト3はダメ」らしいが…


そういやパト2と3とでは後藤さん(の中の人の大林さん)の演技が結構違うことに気付いた。キャラがパト3の方が軽い、というよりはパト2のキャラが重すぎたせいもあるかもしれないが、パト3については軽い上に若干カタい感じがする。さすがに9年ぶりだからなぁ。

  • 17:29  つか、廃棄物13号のエピソードをモチーフにしてはいるんだけど、特車二課どころかレイバーの出番が少ないから「パトレイバーでなくてもいいじゃん」という感じがしないでもない。誰かが翻案して実写化したり、なんて妄想したり
  • 17:33  パト3は音楽が結構好きなんだが、攻殻のあとだからなのか何となく攻殻っぽい。押井絡みではないけどパト2と音楽やイメージフォトの人が同じなのであんまり違和感がない。
  • 17:34  あ、あと作監が同じなのか。あとパト2とは「主要人物に一部声優でなく俳優を持ってきてる」のも同じか。
  • 17:53  パト3の化け物はいきなり闇からヌルッと出てくるのが嫌すぎる。動きもヌルヌル過ぎる。


そのあともう一度見返したとき、化け物が出てくるシーンだけ何度もリピートして観てた。そして観る度に妙にテンションが上がる自分がわからなかった。

個人的にはパト3の怪物登場シーンを「化け物が唐突にヌルッと出てくる」と表現している。
ちょっと書いておくと、たいていこういう化け物が出てくる場合には何らかの予兆があったり「何かが陰に潜んでる」感じをほのめかしてなんてことがあるんだが、この映画の場合は「非常電源が回復する」という前置きめいたものはあるけれどこれは怪物が起こしたものではないと思われる(ちょっと前に作業員が回復作業をしてるシーンがちょっとあるため?)し、出てくる時には唐突に鳴き声と触手が出てきて次の二カットくらいでいきなり全身が出てくるという感じ。あと「化け物が一定のスピードで妙にヌルヌルと迫ってくる」ところも、よくある怪物が出てくる映画の「緩急をつけて襲ってくる」のとはちがう感じがする。
でも今思ったんだが、この化け物の動きって「コマ撮り人形アニメ」の動きに若干近い感じがする。だとするとWXIIIの怪物(特にこのシーンについて)はハリーハウゼンに対するオマージュなのかも知れない、と知った風に言ってみる。


ちなみにハリーハウゼンという人はこんなコマ撮りアニメに関わってる人。

ハリーハウゼンのクリーチャ集
ハリーハウゼンが云々って言っていながら初めて観た*2。なんかスゲエ。

  • 17:56  泰! 骨折が回復しきってないオッサンに「飛び移れ」とか無理いうなwww
  • 18:11  水中レイバーかっけー。確かコレってカトキデザインだったはず。
  • 18:32  パト2は警察と自衛隊がけんかをする話だったが、パト3は警察と自衛隊が協力する映画だったか。なんかそれをすっかり忘れてた。そしてパト2の「だから!遅すぎたと言ってるんだ!」のシーンと、パト3の警察と自衛隊の会合の会場が同じ会議室っぽい感じが(や、ちょっと違うかも)。
  • 18:37  パト3の野明の顔はかなり童顔な感じになってるなぁ。あと太田さんの「いえっ!一発あれば十分です!」にワロタ。でも最後って太田さんと野明のどっちが仕留めるんだったっけか。確か野明だったような気が(ネタバレ)
  • 18:41  誘導役の「りゅうじん」が引っかかった時の「武器使用許可を求む!」「許可できない」がパト2の冒頭を思い出させる。やっぱり意識してるんだろうな、多少は(多少どころじゃないような気も)
  • 18:42  しかしパト2みたいに「状況」が進行する場面と「情念」がが発露する場面が交互に出てくるところがパト3のいいところだと思う。
  • 18:43  陸上で待機させてある水中レイバーと13号がじゃれるところがなんかネコっぽくて萌える。デカい上にレイバーのカウル被ってるがな!
  • 18:44  最後当たりの冴子の語りが、マッドサイエンティストというかフランケンシュタイン博士というか。
  • 18:45  でた!「岬一美です!」でた! 初めて観た時はここで感涙してしまった!
  • 18:48  パト3、最後当たりでいきなり怪獣映画になった感が。98AVと13号の殴り合いがウルトラマンとか怪獣対決っぽい感じが。
  • 18:49  弾は一発だけ、太田機だけだから仕留めるのは太田さんしかいないのか。レイバー対13号戦はけっこう動くなぁ。
  • 18:57  なんか大川透さん(攻殻SACのサイトーとかファイアボールのゲデヒトニスの人)っぽい声がちょくちょく聞こえてくるなぁと思ったらやっぱり出てた。
  • 18:58  思わずラストは黙ってしまうなぁ。冴子が落下して以後、バックの気象通報以外にセリフが無いところが奏効してる。
  • 19:00  パト2のエンディングテーマもいいんだが、個人的にはパト3のエンディングテーマが好きだ。泣けすぎる。
  • 20:17  デイリーポータルZラジオ聞いてるなう。今日は生放送されてるのを録音してみてるとこ。
  • 21:47  デイリーポータルZラジオ経由で「つけナポリタン」なる奇妙なものを知る。http://bit.ly/cCOUES なっなんじゃこら! 訳のわからない感じがすごい。某道東のK市で降って沸いたかのごとく登場した「オホーツク塩焼きそば」みたいな感じが…
  • 23:25  ウィルコムって「ウヰルコム」と書くとすごくモダンな感じがする。そういや「一度飲むとカ○ダドライをジンジャーエールだと認めるのがバカバカしくなる」ことで有名なウィルキンソンジンジャエールも昔は「ウヰルキンソンジンジャエール」と表記してたんだとか。

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*1:ちなみに自分が青山ブックセンターに入ったことは一回しかなく、しかも入ってかなり後からそれが青山ブックセンターであることを知ったくらい。6年前に六本木ヒルズに行った時、地図を探して入った本屋が偶然にも青山ブックセンターだった。そのときは何も考えずに入り「なんか雑貨とか置いてあるしちょっと変な本屋だなぁ。でも普通に地図とか旅行書とか置いてあるから丸善みたいな感じの本屋なのか」と思ってたらそれから何ヶ月か(あるいは年々か)あとに青山ブックセンターがつぶれたというニュースの中ではじめて、その本屋が青山ブックセンターであることを知った次第

*2:コマ撮りアニメの大家、ということしか知らなかった