さっぽろオータムフェスト2010に行ってきたよ

去年も行ったさっぽろオータムフェスト。去年のがすごく楽しくて「次も絶対行くぞ!」と意気込んでたので今年も行ってみました。いや意気込んでた割にはその前の月まで日程とか全然チェックしてなかったわけだが。
去年ははてなダイアリーにリアルタイムで携帯写真付きで投稿してたが、今年はDesireからツイッターへ写真付きで投稿。さらに同時にNEX-3(一眼)でも撮り、という多少忙しいことに。ここではNEX-3で撮った写真でまとめてみようと思う。

4丁目開場

去年はとっぱじめっからシェフズキッチン(札幌市内のわりと本格的な飲食店が日替わりで出店するらしいコーナ)にやられたわけですが、今年もとりあえずシェフズキッチン…と思ったらちょうど一時オーダーストップされてた罠。ひとまず去年は6丁目くらいにあったタパスが4丁目にきてたのでそこでワインとタパスを。


去年のタパスは「ワイン三種飲み比べセット」なんてのがあったんだが今年はなく、ワイン・タパス全種一律500円という価格設定に。ひとまず<あれ?ワイン飲み比べセットがないなぁ、どういうんだ?>と戸惑ってたところで店員さんがオーダーを聴いてきたのでとりあえず赤ワインを頼んだら、ワインはお客の好みに合わせてセレクトしてくれるとのことで一安心。去年と同じく重め(+あんまり渋くないの)と頼んでみた。ワインはトスカーナ産のサンジョベーゼのワインを出してくれた。ワインは確かに重めで渋みが無くはじめの口当たりがマイルドだったが、後になってぴりっとした辛みも来るという感じ。結構好きな味。



頼んだタパスはチーズ盛り合わせと道産らしき生ハム。ワインのつまみとしてはこの上ないほどベタだが、だってこの日のメニューの上二つがこれだったんだもの…





そしてなぜか執拗に生ハムを撮ってた自分。
いやこの生ハム、ヘタしたら今まで食った生ハムの中で一番うまいかも知れなかったんですもの。市販の生ハムみたいにしっとり感が強い訳じゃないんだが質感はよくて、すごく味が凝縮された感じ。しょっぱすぎたりせず、すごくいい肉の味がする生ハムだった。


かなりピントが外れてるが、チーズもウマー。特に手前側にある白カビチーズが白カビチーズのクセにクセがなくクリームチーズみたいで好きだった。いいチーズって、あんまり「しょっぱ!」って感じがしないもんだ喃。




で、タパスでの一杯が飲み終わる頃にシェフズキッチン(その日の担当は宮の森にある「ラ・サンテ」という店)に人が並び始めてた。というわけで並んで注文したのがこれ。石田めん羊牧場の羊肉を使ったプレートと、ほっけとサンマの南仏風スープ、そして写ってないけどシャブリ(2004年)。去年シェフズキッチンで食べた時もこの店が担当だったような気がする。
プレートは羊のミンチが使われてるらしいグラタンっぽいのと、羊肉を柔らかく煮込んだかなんかしたのと、トマト入りのスープか何か。確かにうまかったんだがちょうどそのとき自分のついてたテーブルにいきなり見知らぬおっさんが何も言わずに座ってきて(とりあえず自分ガン無視でiPhoneを触り続けてただけだったが)すごい気まずい気分だったのでグラタンっぽいやつの味をあまり覚えてない罠。いや全然細かい味は覚えてないんだがうまかったんだよ。すごく。



ちょうどこの柔らかい肉にありつくあたりにそのおっさんが退散してったのが幸いだった。この肉はうまかった。柔らかいし、スパイスをきかせつつもしっかり羊肉の味は残ってる。柔らかく煮込んだ肉ってなんで人をこんなにも癒してくれるのだろうか。罪な存在すぎる。

ちなみにほっけとサンマのスープは飾らない感じ…というか、ちょっとこじゃれた三平汁だと思った。いやマズいどころか全然おいしかったんだが、なんだろうすごく懐かしい感じだった。南仏風だからなんとなく素朴にはなるんだろうが、これ作った人は多分三平汁を意識してるんだろうなぁと思った。


あ、あとシャブリがすごくおいしかったことも忘れずに書いとこう。そういや近くのダイエーにも売ってるみたいだから、こんど給料が入ったらボトルで買ってみよう。


…で、去年もそうだったんだがシェフズキッチンは注文を何人かずつ受ける上に注文を受けてから作るので10分以上は待つことになる。そしてワインで勢いづいて間が持たなくなったので案の定待ち時間の間にモノを頼んでしまう。

よりによって去年と同じ「できるだけサンド」を買ってしまう罠。去年はピザ風味だったが今年はお好み焼き風味にしてみた。

5丁目会場

もともとあまり興味のない会場なので、ヱビススタウトだけ買ってスルー。


4丁目会場の時点で結構腹がくちくなってたせいもある。去年は同郷?のよしみでオホーツク北見塩焼きそば(勝手に略称:OKSYS)(しかも本来の基準とは異なるブツ)*1を食ったんだが、今年は興味をモテるブツがまったくなかった。牛肉を使った丼物を競わせる牛-1グランプリとかいう出し物(でも出品してるのは二店のみ)もあったんだが、両方とも特産物だからっていらんものを載せてる(かたやとうきび、かたや魚のフライ)のを見て「牛は牛だけで載せなさいよ」ってツッコみたい気分を抑えつつ5丁目へ。

6丁目会場

去年と同じく屋台村的な場所。去年と1/3くらいは同じ顔ぶれだがそれ以外は刷新されてたっぽい感じ。ドネルケバブインドカレーとスペイン風居酒屋とどっかの居酒屋は覚えてる。
去年はここで大いに飲み食いしたんだが、今年は6丁目に急ぐために一旦これだけ入れといた。

スープカレー。しかも写真ちょっとブレ気味。


スープカレーにしたのはホントに何となくだったり。スープカレーは好きでも嫌いでもないんだが食う機会が極端に少なく、まともに食べたのも3年以上前にしかもスープ辛ー専門店でなくリトルスプーンのやつで、という体たらく。
ちなみにこのとき食べたのは「スパーク」とかいう店のやつで、「厚切りベーコン入りスープカレー」。厚切りベーコン、という点だけに惹かれて買ってしまった罠。でもものすごく久方ぶりに食べる、というか初めての専門店のスープカレーはすごくうまかったですよ。出来上がったスープカレーに辛みは入ってなくて、受け取ったその場で自分でスパイスを入れて辛さをつける、というのが面白かった。


それと、自分は寄らなかったけど6丁目にも7丁目にも去年/今年のタパスみたいなスタンディングバーがあったのが印象的。ということは去年のタパスって結構好評だったんじゃないのかな、と想像したりしなかったり。そういや時計台のある通りのタリーズの横にタパスバー絡みの店があるみたいなので今度行ってみたい。

7丁目会場

ビアガーデンin秋、という面持ちの会場。外枠にいろんな屋台が並んで、中央部にビアガーデン的にいっぱいテーブルを並べて、という感じのところ。去年はワイン飲んでる人が結構いた(その中で自分は結構限界に近い状態で焼酎飲んでた)り、ワインをボトルで頼めるのを見ててけっこう気になってたので、今年の目標は「7丁目会場でボトルワインを青空の下で!」と決めていた。それで5・6丁目はさらりと流してみたわけで。


で、飲んだワインは「とかち野」の赤。ラベルデザインがけっこうかわいくて気になってたんだが飲む機会がなかったワイン。ただこの時点で結構酔ってた上に腹もけっこうぱんぱんに近かったので、途中で飽きてしまった。弁解すると「とかち野」がマズいというわけでなく、自分のコンディションのせい。青空ボトルワイン!と意気込んだはいいものの浮気心をフルに発揮してしまい、肝心のワインが楽しめなかったのは自分のせい。ごめんなとかち野。今度は自分ちでいいコンディションでのんじゃる。



なんか腹一杯で…とかいいつつも、ひとまずつまみは食うという罠。煮つぶ。殻付きのつぶってけっこう久しぶりだったので、「たしかぶつってくっちゃいけないとこあってよなー」と思いながらどこか探って、多分奥の方にあるヌルヌルしたなにかがそうなんだろうなーと感じて取ろうとして指先がヌルヌルになってしばしじっと手を見る…そして立ち尽くす、という場面があったのは内緒。




ワインをちびちび飲んでたらまた胃袋に若干の余裕が出てきたので、ハイボールと骨付きラムステーキといかめしを食う。アンクルトリスかわいー。骨付きラムステーキは松尾ジンギスカンの屋台で売ってたやつで、なんかいいかげん焦げてるように見えるがそうでもなく、ジンギスカンに似てるようなちょっと違うような甘辛い味が絡めてあってンマー。いかめしは文句なしにんまい。

再び6丁目会場へ

で、ノってきたのでにぎやかな6丁目へ。





ボンベイブルー」というカレー屋の屋台でカレーとインドで売られてるらしいビールを買う。なんとなくナンだよなぁと思ってナンにしてみた。
…が、ここで思いも寄らぬ、とも言い難いが自分としては想定外のハプニング。酔った状態で判断能力が何割か減少してる自分、思わずカレーに付いてたスパイスを「あーこれって全部入れたら辛いのか、それとも全部入れなきゃならんのか…ええいわかんないからとりあえず全部入れちゃえ」と全部つっこんだら、見事に2〜3口で限界に達するまでの辛さに
で、あまりの辛さに呆然としてると店員の方が「あー全部いれちゃったんですかー…じゃあちょっと待って下さいねー」つって、薄め用のカレーを持ってきてくれたんだが、ここで酔った勢いを発揮して薄め用の(多分一食分くらいはある)カレーを全部入れてしまう。



つわけで、カレーがだっぶだぷに。当然ついてるナン(ちゃんと屋台に完備してる本場っぽい石窯で焼いてくれるのだ!)では足りなくなってナンを追加。これがけっこういっぱいいっぱいな胃袋にとってはきついのなんの。でもカレー自体が非常に「インド!」な感じだったので思ったよりは食えた感じ。



そして、フィニッシュは焼き鳥(といもだんごとビール)。
自分の座ってたテーブルに女性三人が相席してきたんだが、三人が全員6丁目会場にある札幌四季劇場の宣伝ブースからもらってきた「ライオンキング」の帽子をもらってきて被ってたので、自分も意を決して同じ帽子をもらってきた罠。
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3人と1人の関係は単なる相席なのに、同じライオンキング帽を被ってたから多分同じ集団に見えたんだろうなぁ、と妄想してみてたテスト。

*1:本来のOKSYSは熱い鉄板の上に盛りつけて供されるんだが去年のオータムフェストでは普通の食品トレイに入れて売られてた